泥沼カードローン地獄

私の20代はカードローン地獄との戦いでした。
最初はほんの軽い気持ちで無人カードローンを利用しました。当時はまだ学生で、遊ぶお金欲しさに利用しました。
必要書類に記入し、無人カードローン機がその書類をガーッと飲み込んでいきます。誰とも会うこともなく、ほんの30分ほどで現金10万円が機械から出てきました。
今でも思い出します。あの高揚感。アルバイト何百時間にも匹敵する現金がいとも簡単に手に入った感覚。
若かった私は「お金を借りた」という感覚はほとんど無く、次から次に機械から溢れ出る現金で遊びほうけました。今思えば本当に馬鹿野郎ですが、当時の私の脳内には何かが欠落していたとしか思えません。
その後は王道の多重債務地獄です。
楽しかったのはほんの一瞬で、当然の如く返済の期限がやってきます。
最初の頃は利息、元金を合わせても、当時のアルバイト代で何とかなっていましたが、気がつけば借金の合計は300万円近くに膨れ上がっていました。
社会人になってからも給料の半分は返済、しかも利息のみなので元金は一切減っていかないという悪夢。
自業自得とはいえそれはあまりにも過酷すぎる日々でした。
今では考えられませんが、当時のカードローンの取り立てはほぼ本職の方々のような怒号混じりに恫喝されたものです。
約10年以上、利息だけを払い続けるような日々でしたが、近年流行っている過払い請求相談を行って、借金は全て解決しました。
ほんの僅かですが手元にお金は戻りましたが、そもそも借金などしなければ、もっと多くのお金と楽しい時間が過ごせたのかと思うと、失った20代の思い出が走馬灯のように駆け巡り、気がつけば一人泣いていました。

最近ではやたらと爽やかな印象でカードローンがCMをしています。
本当に計画的に利用すればカードローンもとても便利なものだということはわかっています。
ただ私のように自制心の無い人間が利用してしまうと、とんでもない未来しか無いということだけはひとりでも多くの方に知っておいていただいたい。くれぐれもご利用は計画的に。

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